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松江市は、日本の本州の西部、中国地方の島根県にある人口約20万人の地方都市です。東京からは飛行機で80分、新幹線で5時間半の位置にあります。また、松江市は日本海に面し、更には中海や宍道湖などの湖があり、たくさんの水に囲まれた地区でもあります。
松江市は、歴史の面影が残る街です。築城以来、約400年今もなお現存する松江城、江戸時代から現存する武家屋敷、日本そして松江をこよなく愛した文学者小泉八雲の旧居などを見学することが出来ます。また、松江には多くの仏閣や神社があり、それらを散策することも出来ます。
松江はかつては出雲国(いずものくに)と呼ばれていました。この出雲国は神の国として知られており、歴史深い神社が多く存在します。その中心として、「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」をまつる出雲大社があります。
大国主大神は、幽冥主宰大神(かくりごとしろしめすおおかみ)とも呼ばれています。幽冥(かくりよ)とは、神の世界のことで、人々の亡くなった後の霊魂が帰る世界でもあります。大国主大神は、幽冥主宰大神として、この幽冥を治め、人々の霊魂をも治める神です。また、大国主大神さまは別名「だいこくさま」と称されており、縁結びの神様として知られています。この縁結びとは単に男女の仲を結ぶという意味だけではなく、人間、社会や環境など全てにおいて幸福がもたらされるよう、それぞれを結び合わせるといった意味も含まれています。
そして、10月になると全国の神々が大国主大神のいる出雲国に集まり、会議が開かれます。神々が全国から留守になるという意味で、日本では陰暦の10月を「神無月」といいます。一方、神々が一斉に集まる出雲国では「神在月(または神有月)」といわれています。そこでの会議では主に、人と人の目には見えない縁を結ぶために話し合いが行われるとされています。
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